宅建試験の本番当日、会場の雰囲気がわからなくて不安になっていませんか?
私も初めて受験したときは「遅刻したらどうしよう」「会場で浮いたら嫌だな」「周りの人がすごく見えたら緊張するかも」と心配で前日あまり眠れませんでした。
そこでこの記事では、私が実際に体験した 宅建試験当日の流れや会場の様子 をリアルに紹介します。
「こういう感じなんだ」と事前にイメージしておくだけで、不安がかなり和らぎます。
安心して本番を迎えるための参考になれば嬉しいです。
電車の遅れに備えて、余裕を持って行動しよう
試験当日の朝は気持ちが高ぶるもの。私は予定より少し早めに自宅を出発しました。
駅近くの有料駐車場に車を停め、最寄りの駅に無事到着しました。
駅の改札を抜けたところで構内アナウンスです。「遅れております上り列車が、x番線から出発します。」乗れるのならば乗ってしまおうか。と小走りでホームへ行きます。
停車している列車は、ギュウギュウではありませんが、混みあっています。
乗ると直ぐにドアがしまり、列車は出発。
日曜なのに、こんなに混むのか?と思っていると車内アナウンスです。
アナウンスでは、事故で遅れており運転開始したところ。この列車も途中駅までの運転に変更。乗換が必要になる。ということでした。
後続の列車に乗ったとしても試験に遅れることはなさそうでしたが、遅刻の心配をしなくて済みます。
自宅を早めに出てきて正解です。
👉 ここで学んだこと
・当日は必ず早めに出発する
・想定外のトラブルも「余裕の時間」があれば落ち着ける
遅延や乗り換え変更は意外とよくあることです。
試験日だけは「普段より30分早く家を出る」くらいでちょうど安心ですよ。
会場最寄り駅に着くと「宅建モード」に
時間に余裕をもって、目的の駅に着きました。
駅のエレベーターを降りると、そこには、会場への案内板を持った人がいます。運営者が手配されたのでしょう。「ちゃんとたどり着けた」とホッとひと安心。
ですが、他に背広を来た数人がいます。受験者グループが仲間をまっているのかと思いましたが、違いました。資格学校の人たちです。
資格学校独自の予想問題・解答のチラシと共に学校の宣伝チラシを配っていました。
年齢からして私は受験者ではないと思われたのでしょう、私はチラシを配る人にスルーされました。(笑)
ここで焦る必要はありません。案内を頼りに、落ち着いて会場に向かいましょう。
会場全体の雰囲気

さて、駅から道を間違えることなく、会場となる大学に到着しました。
時間が早かったせいか、校門前にいる誘導係の人もまだのんびりしています。

構内にある掲示板で自分の受験教室を確認します。
全体で1500人ほどが受験。改めて宅建の規模の大きさに圧倒されます。
広い会場ですが、案内表示が整っているので迷う心配はほとんどありません。
教室
めざす自分の受験する教室に見つけました。比較的小さめな教室ですね。
受験者は50人ほどかな、などと思いながら自分の席を確認します。
各自の机には、試験中スマホを入れておく封筒がおかれています。

自分の場所もわかり、落ち着いたところで、2時間のテストに備え、軽く腹ごしらえをします。
たくさん食べて眠くならないよう少量です。
直前の甘いものは脳のエネルギーになるとのことで、クリームパンと数カケのチョコレートにしました。
試験中の途中退出は、そこで試験終了になるとの事だったので、飲み物は控え気味にして、トイレ予防です。
トイレが近いと、色々考えないといけません。
靴に入れるホッカイロも暖かくなっており、いい感じです。
2時間座りっぱなしになるので「体調管理」も大切な準備のひとつです。
👉 ワンポイントアドバイス
- 軽めの食事で集中力をキープ
- 飲み物は控えめにしてトイレ対策
- 冷え性の人はカイロが便利
教室の受験者たちの様子
教室内にも徐々に受験者が集まってきました。
顔見知り同士で来ている人も多いのかと思っていたのですが、意外にも皆さん一人で静かに過ごしていました。
受験者同士で話している人はいません。
皆さん、黙々と最後の勉強をしています。いくつもの参考書を取り出している人、スマホで問題を解いている人、黙々と自分のノートを見直す人、いろいろです。
誰もが真剣で、試験特有のピリッとした空気に包まれます。
私も参考書と自分のまとめを見返しますが、こうなると新しい内容は頭には入りません。今まで覚えた内容を復習するだけです。
教室にいる人たちは、思っていたよりも年齢層も高そうで、40代が多そうに見受けられます。
男女比は、7:3ぐらいでしょうか。
「年齢、性別は関係ない。宅建は幅広い層が挑戦する試験なんだ」と感じました。
試験直前と試験中の空気感

この教室の受験者は50人のようですが、まばらに空席もあります。
合格率15%ぐらいなら、この中なら8人程度が合格、あとは・・・。そう思って前後左右の方を見ると、皆さん賢そうに見えます。
いよいよ試験官が入室し、注意事項の説明が始まります。
スマホは必ず電源を切り、机の上の封筒に入れるルール。最近は不正防止のため管理が厳格です。
注意事項の説明の後、宅建試験が開始されました。さあ、本番です。
👉 覚えておきたいこと
- 本番は緊張するのが当たり前
- 周りの人も同じ気持ちなので安心して良い
試験終了後の会場の雰囲気
試験官から「残り5分です」の声がかかったとき、私は最後の問題を解き終えたところでした。
2時間が過ぎ、試験が終了しました。
答案用紙も回収され、解散です。
試験問題は持ちかえります。
問題用紙は持ち帰れるので、自己採点用に必ずマークしておきましょう。
テストが簡単だったのか、難しかったのか、他の受験者の人たちからは、うかがい知ることができません。皆さん疲れたのか、無言で帰ります。

会場から駅までの間にコンビニがあり、その喫煙所で受験者と思われる多くの人たちが一服していました。
その様子からは、試験が終わった安堵感と疲れがにじみ出ていました。
お互い頑張ったよね。と心の中で思いながら、私も家路につきました。
まとめ:会場の雰囲気を知るだけで安心できる
宅建試験当日は、独特の緊張感があります。ですが、事前に流れを知っておけば安心です。
✅ 電車の遅延を考えて早めに行動する
✅ 会場では案内があるので迷わない
✅ 教室は静かで皆が集中している
✅ 軽い食事・冷え対策で体調管理
私自身、当日はとても緊張しました。
「こういう雰囲気なんだ」と事前にわかっていれば、気持ちも落ち着くと思います。
宅建は誰もが不安を抱えながら受ける試験です。
でも大丈夫。あなたもきっと、会場で落ち着いて試験に臨めます。
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宅建では細かい知識を覚えることが合否を分けます。
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