今回は、固定資産を所有している者に課される税金。固定資産税に係わる語呂合わせを紹介します。
この固定資産税って、不動産取得税と間違いやすいんですよね。
でも、この語呂合わせで覚えれば、間違えることも忘れることもありません。
サクッと覚えてしまいましょう。
税率の語呂合わせ
まずは固定資産税の標準税率です。
固定資産税だけならば、問題なく覚えられますが、他の税金と誤解しないようしておきましょう。
土地・家屋の固定資産税の税率(標準税率)は、1.4/100(1.4%)です。
この税率を覚えるのは超簡単。
その名のとおり覚えてしまいましょう!
これは忘れようがないですね。
課税標準の特例・税額控除の語呂合わせ
住宅用地に対しては、次のような課税標準の特例措置が講じられています。
- 200m2以下の住宅用地(小規模住宅用地)の場合、課税標準は登録価格の1/6
- 200m2を超える住宅用地の場合、200m2を超える部分の課税標準は登録価格の1/3
また、新築住宅については、以下の税額控除があります。
「住宅用地の標準課税の特例」と「新築住宅の税額控除」を表にすると、以下のようになります。
これらを一度に覚えてしまいましょう!
その語呂合わせが、これです。
「古都の庭は風で寒いが
やがていずれは見事に小庭にも春が来る」
「コトノニワハ カゼデ サムイガ
ヤガテ イズレハ ミゴトニ コニワニモ ハルガクル」
① 他の税と間違えないように入っています。
② 特例の係数が変わる面積。「庭」は住宅用地に係わる特例であることにもかかっています。
③ 課税標準のことを示します。
④ 200m2以下の場合の係数
⑤ 200m2超えの場合の係数
⑥ 新築住宅に関係することを示してます。
⑦ 税額控除される住宅の面積
⑧ 新築住宅の場合の係数
⑨ 地上3階建て以上の中高層耐火建築物の場合の係数
⑩ 税額控除の係数
⑪ 適用される住宅の面積
この語呂合わせは、1行目(①~⑤)は住宅用地の課税標準の特例について、2行目(⑥~⑪)は新築住宅の税額控除になっています。
まとめ
固定資産税の税率、課税標準の特例・税額控除についての語呂合わせでした。
課税標準の特例・税額控除の語呂合わせは少し長めですが、イメージから語呂合わせの言葉が、いくつかが思い出せるとズルズルっと他の言葉も引き出せます。
緊張している試験の最中でも、思い出しやすい語呂合わせです。
それでは、皆さんの検討をお祈りします。