宅建士の資格は、不動産業界で働くうえで非常に重要なものの一つです。
この資格取得には、およそ400時間の学習が必要とされています。（独学では600時間が必要という情報もあります）
また、試験の合格率は17％ほどと、かなり難易度が高いものとなっています。
そこで今回は、宅建試験の勉強を効率的に進められるおすすめの通信講座を紹介します。
各講座の特徴や料金を比較しながら、あなたに合った講座を見つけてくださいね。
おすすめの宅建通信講座
- 1. スタディング
- 2. アガルート
- 3. クレアール
- 4. フォーサイト
- 5. TAC
- 6. 日建学院
- 7. LEC
- 8. ユーキャン
宅建の試験は、年に1回のみの開催で、相対評価の形式です。
そのため、独学で合格を目指すのはかなりハードルが高くなります。
多くの通信講座では、合格率が70%を超えるものもあり、効率的に学習を進めたい方にとって心強い味方です。
下の表は、今回紹介する通信講座の比較表です。詳細は、この表の後ろの方で紹介しています。
ぜひ、合格実績や費用感を考慮しながら、あなたに合った講座を選んでください！
| 料金 （税込） | 合格実績 | 教材 | |
| スタディング | 14,960円～ | 1085名 (2023年度） | 動画講義、テキスト（Web/冊子）、問題集、 13年分テーマ別過去問集、合格模試など |
| アガルート | 10,780円～ | R5実績 64.8％ （全国平均17.2％） | 動画講義、WEBテキスト、10年分の過去問集、 オンライン演習など |
| クレアール | 19,800円～ | 55.7％ （2023年実績） | テキスト、過去問題集、分野別演習、模試、 直前チェック講義など |
| フォーサイト | 59,800円～ | 合格率は76.1%と全国平均 の4倍以上（2023年実績） | 基礎、過去問、直前対策、科目別答練、 過去問一問一答演習、無料質問など |
| TAC | 165,000円〜 | TAC本科生カリキュラム修了者 合格率 74.3％（2023年度） | テキスト、答練、デジタル教材など |
| 日建学院 | 41,800円～ | 2023年の合格者数2,554名。 過去10年間で約30,000名の合格者 | テキスト、項目別過去問題集、法律用語集、 模試など |
| LEC | 143,000円～ | LEC受講生の 合格率74.4％(2023年度） | テキスト、過去問題集、確認テスト、演習、 演習講座、模試など |
| ユーキャン | 63,000円 | 過去10年間で 14,681名の合格者 | テキスト、問題集、Web問題集、模試添削、 質問など |
それぞれの通信講座の特徴
スタディング
リーズナブルな価格（14,960円～）で、スマホやPCを使って効率的に学習できます。
| 料金（税込） | 14,960円～ |
| 教材 | 動画講義、テキスト（Web/冊子）、問題集、13年分テーマ別過去問集、模試など |
| 割引 | 無料登録で15％OFFクーポン、 合格お祝い制度（Amazonギフト券3,000円）など |
- 最安価格は14,960円（税込）
- スマホやPCを使って、効率的な学習ができます
- AIを活用した問題集や模試もあり、忙しい方にぴったり
- おすすめは、Web問題集とWeb模試も利用できるスタンダードコース19,800円（税込）です
- 無料体験登録で10%OFFクーポンがもらえるのも、嬉しいですね。
アガルート
全国平均の合格率の3.5倍の実績があり、充実したサポートが魅力です。
| 料金（税込） | 10,780円～ |
| 教材 | 動画講義、WEBテキスト、10年分の過去問集、オンライン演習など |
| 割引 | 合格特典（全額返金 or お祝い金1万円）、再受講割引、受験経験者割引、他校乗換割引、家族割引、LINE登録でクーポンなど |
- 全国平均の合格率の3.5倍の実績（令和5年度の合格率64.8%。全国平均17.2％）
- 学習方法を月1回相談できる充実したサポート
- テキスト・問題集はデジタルブックで閲覧可能
- 各種割引キャンペーンが豊富
- 特定のコースで、合格した場合に全額返金のキャンペーンも実施中。
- 利用できる講座が多い、入門総合カリキュラム（フル：107,800円）がよさそう。
クレアール
「非常識合格法」と呼ばれる独自の学習カリキュラムを提供。一発合格者が多いのも特徴です。
| 料金（税込） | 19,800円～ |
| 教材 | テキスト、過去問題集、演習、総合模試、直前チェック講義、公開模試など |
| 割引 | 合格お祝い金制度、期間限定キャンペーン、教育訓練給付制度対象など |
- 「非常識合格法」と呼ばれる独自の学習カリキュラムで効率よく合格を目指す
- 55.7%の方は一発で合格（2023年実績）。
- 一発合格者が多いのも特徴で、『クレアール宅建士講座を受講し合格した人の2人に1人以上が一発合格』を実現。
- 初めて宅建を受ける方にもおすすめ。
- 2025年合格目標完全合格パーフェクトコース（59,800円）がよさそう。
フォーサイト
合格率76.1％という高い実績を誇る
| 料金（税込） | 59,800円～ |
| 教材 | 基礎、過去問、直前対策、科目別答練、過去問一問一答演習、無料質問など |
| 割引 | 資料請求で1万円OFFクーポン、全額返金保証制度、合格祝い、教育訓練給付制度対象など |
- 2023年に721名の合格者を輩出。合格率76.1％の高い実績。全国平均の4倍以上
- こだわりのフルカラーのテキストやeラーニング「ManaBun」を活用した講座が好評
- 「初学者向けコース」と「学習経験者向けコース」があり、定期的なライブ講義もあり
- 無料の資料請求で、クーポンがもらえるキャンペーンあり
TAC
TACは資格試験の大手予備校で、宅建でも累計1万人以上の合格者を輩出。
| 料金（税込） | 165,000円〜 |
| 教材 | テキスト・答練、デジタル教材など |
| 割引 | 再受講割引、受験経験者割引、建業従業者割引、本科生割引、期間限定キャンペーンなど |
- TACは資格試験の大手予備校で、通学と通信講座の両方が選べます
- 強みはズバリ「豊富な講師陣」「全国展開の校舎」「合格カリキュラム＆教材」
- 2023年度 本科生カリキュラム修了者合格率 74.3％
- 宅建で累計1万人以上の合格者を輩出
- 特に本科生コースは、講義や問題演習が充実
- 初心者からベテランまで幅広く対応。
日建学院
建築系資格に強い予備校で、宅建模試の受験者数も全国最大級。
| 料金（税込） | 41,800円～ |
| 教材 | テキスト、項目別過去問題集、法律用語集、模試など |
| 割引 | 特になし |
- 日建学院は、建築系資格に強い予備校
- 宅建模試の受験者数も全国最大級
- 校舎での学習も可能なので、通学型を希望する方にもおすすめ
- 過去の試験データを元に、最適なテキスト・講義動画などで、学習が可能
- 2023年の合格者数2,554名と多数。
- 過去10年間で、累計合格者数29,331名と毎年約3,000名の方が日建学院で合格。
LEC
| 料金（税込） | 143,000円～ |
| 教材 | テキスト、過去問題集、演習、模試など |
| 割引 | 早期申込割引、受講相談説明会当日申込割引、再受講割引、 他社のりかえ割引、宅建試験再受験者割引、5問免除者割引、LEC他資格受講生割引、宅建業従事/内定者割引など |
- 大手資格予備校のLECは、宅建試験の受講生合格率が74.4％で、一般合格率17.2％に対して約4倍。
- 割引キャンペーンが豊富なので、コストを抑えたい方にもおすすめ
- テキストの質も高く好評で、効率的な学習が可能
- 通学コースも選べるのも魅力の一つですね。
ユーキャン
CMでもおなじみのユーキャン。初学者にも、わかりやすいテキストが人気。
| 料金（税込） | 63,000円 |
| 教材 | テキスト、問題集、Web問題集、模試添削、質問可など |
| 割引 | 期間限定キャンペーン |
- CMでもおなじみのユーキャンは、宅建でも受講者の74％が、初めて宅建士の勉強をする人。
- 基礎から学べるカリキュラムなので、初めて宅建を受ける方でも安心です。
- 初学者にわかりやすいテキストが人気
- 持ち運びしやすいA5サイズの教材とWebテキスト
- 過去10年間の合格者14,800名突破
講座選びのポイント
1. 初心者向けの教材か
分かりやすい教材や講義があるかどうかが重要です。特に初めて宅建を受験する方には、サポートが充実した講座を選ぶのがおすすめです。
2. 料金の手頃さ
価格帯は講座によって異なるため、予算に合わせて選びましょう。スタディングは比較的安価で、クオリティの高い講座が受けられます。
3. 合格実績の高さ
合格実績が高い講座は、安心して学習を進められます。特にアガルートやフォーサイトは、高い合格率が特徴です。
宅建試験の概要と合格率
宅地建物取引士試験は毎年10月に行われ、全国で20万人以上が受験する人気の資格試験です。
試験の形式や日程などの概要は次の通りです。
- 試験名 ：宅地建物取引士試験
- 試験日 ：毎年10月第3日曜日
- 試験形式：マークシート方式（全50問）
- 試験時間：2時間
- 受験料 ：8,200円（税込）
- 合格発表：11月～12月
- 合格率 ：例年17％前後
合格率は約17％とかなり低く、難関資格として知られています。
試験は不動産取引に関する法律や知識を問う内容で、最新の法改正なども出題されるため、しっかりと対策を立てることが重要です。
効率的な学習方法
宅建試験に合格するためには、しっかりとした計画を立て、効率的に学習を進めることが求められます。
以下のポイントを押さえて、無理なく学習を進めましょう。
1. スケジュール管理
宅建の勉強には、一般的に400時間が必要とされています。
単純に毎日2時間の学習時間を確保したとしても、約200日（6.7ヶ月）かかります。
実際には、学習時間を確保できない時も、あるでしょう。
そのため、受験する年の4月、できれば2・3月に計画的にスタートするのが、おすすめです。
2. 通信講座の活用
独学では、情報収集や勉強方法に苦労することも多くなります。
ですが、通信講座を利用すれば、最新の教材や法改正に対応した講義が受けられます。
また、模試や問題集を活用して実践的な対策ができるため、効率よく学習を進められるでしょう。
3. アウトプット重視の勉強法
宅建試験は知識をインプットするだけでなく、問題を解く力を身につけることが大切です。
過去問題集や模擬試験を繰り返し解き、自分の弱点を把握しながら実力をつけていきましょう。
独学での宅建合格は難しい？
宅建試験は法律に関する内容が多く、独学では範囲の広さや法改正に対応するのが難しいため、通信講座を利用するほうが効率的です。
実際に、独学で数回挑戦し、あと一歩のところで合格できず、通信講座を活用することで合格できた。という方もいらっしゃいます。
宅建の場合、１点の持つ重みは、大変重いのです。
通信講座を使うことで、最新の情報や効果的な勉強法に基づいて学習を進めることができます。
結果として、無駄な時間を省いて一発合格を目指せす事が出来るのです。
まとめ
宅建士の資格は、特に不動産業界でのキャリアアップや信頼向上に非常に役立つものです。
しかし、独学での合格は難しく、効率よく学習を進めるためには、通信講座の利用が効果的です。
特に、仕事や家事で忙しい方でも、スキマ時間を利用して学習できる講座が多いので、無理なく継続して勉強を進めることができます。
試験は毎年1回しかチャンスがないため、無駄にすることなく、しっかりと準備をして臨むことが重要なんです。
今回紹介した通信講座は、どれも高い合格実績を誇り、受講者がスムーズに学習を進められるようサポートが充実しています。
リーズナブルな講座から、しっかりとしたサポートを提供する講座まで、幅広い選択肢がありますので、自分のスタイルに合った講座を選びましょう。
早めにスタートを切り、計画的に学習を進めることで、合格への道がぐっと近づきます。
通信講座の強みを活かして、合格を勝ち取るための第一歩を踏み出してください。
あなたの努力が結果となり、宅建士資格を手に入れ、将来のキャリアに役立つことを願っています。
一発合格を目指して、頑張りましょう！
